閉域網でも、オフライン環境でも ZIP暗号化とPDF結合
OCEのローカルWebZIP
ローカル環境のWebサーバに設置するだけ。クライアントPCはインストール不要・管理者権限不要。 監査・審査・運用の負担を抑えて、標準化しやすい買い切りツールです。
完全ローカル
外部通信なし。閉域網・オフライン環境を想定した設計。
インストール不要
Edge/Chromeで利用。端末配布・更新の手間を抑えます。
買い切り
導入しやすい価格帯。部門横断で標準化しやすい。
【コラム】Windows 11では作れない? ― パスワード付きZIPの現実と見落としがちなリスク
Windows 11 の標準機能(エクスプローラーの「ZIP形式で圧縮」)では、パスワード付きZIPを作成することができません。そのため、業務・個人を問わず、多くのユーザーが 7-Zip などのフリーソフトを利用しています。
7-Zip は長年使われている定番アーカイバで、7z形式やZIP形式において AES-256 による暗号化をサポートし、鍵導出には SHA-256 ベースの方式と十分な反復処理を採用するなど、暗号技術としては堅牢な設計がなされています。暗号強度そのものに大きな懸念があるわけではありません。
しかし、問題は“ツールの安全性”よりも“入手経路の安全性”にあります。
近年、公式サイト(7-zip.org)に酷似したドメイン名の偽サイトが確認されており、検索結果や広告リンク、動画説明欄などから誘導されるケースが報告されています。これらのサイトでは、見た目は正規版と変わらないインストーラを配布しつつ、裏でマルウェアを同梱する事例が確認されています。中には、感染端末を外部から操作可能な「レジデンシャル・プロキシ」として悪用するものもあります。
つまり、7-Zip 自体が危険なのではなく、「正規配布物かどうかを検証せずに導入すること」がリスクなのです。
企業環境においては、以下のような基本対策が重要になります。
公式サイトからのみダウンロードする
ファイルのハッシュ値やデジタル署名を確認する
検索広告や第三者配布サイト経由の取得を禁止する
ソフトウェア導入手順を標準化・管理する
Windows 11 では標準でパスワード付きZIPを作成できない以上、外部ツールの利用は現実的な選択肢です。しかし、その利便性の裏側にある供給経路リスクを理解しなければ、暗号化という「守るための行為」が、逆にセキュリティインシデントの入口になりかねません。
利便性と安全性は両立できます。重要なのは、ツールそのものよりも「導入プロセスの統制」にあるのです。
こんなお悩みありませんか
閉域網・分離環境で業務が必要
- インターネットに接続できない
- 外部通信が許可されない
- 持ち出し制限・端末制限が厳しい
フリーソフトのインストールが困難
- セキュリティ審査が重い
- 配布・更新・アンインストールが面倒
- 監査対応で説明が増える
情シスの説明・標準化コストを下げたい
- 部門ごとに手順がバラバラ
- 運用ルールが統一できない
- ツール管理が属人化しやすい
多くの組織が、閉鎖されたネットワークの制限、厳格なインストールポリシー、そして増え続けるセキュリティコンプライアンスの負担に苦慮しています。大崎コンピュータエンヂニアリングは、シームレスな統合と強化されたセキュリティのために設計された革新的なソリューションで、これらの課題に対応します。
サービス概要
OCEのローカルWebZIPは、ブラウザで動くWASM(WebAssembly)ベースの業務支援ツールです。
仕組み
- 既存Webサーバや小型Linux機上にWebコンテンツとして設置
- 利用者は社内LAN/閉域網から、ブラウザでHTTPSアクセス
- 完全ローカル処理(外部通信なし)で動作
- クライアントPCはインストール不要/管理者権限不要
提供機能(Windows標準の“足りない”を補完)
- パスワード付きZIPファイル生成
- PDFファイルの単純結合
対応ブラウザ
Microsoft Edge(Chromium)/Google Chrome
料金プラン
買い切りライセンスです。
標準ライセンス
30, 000円
最大 30 ユーザーまで利用できます。パスワード付きZIP 暗号化と PDF 結合のコア機能が含まれています。
- 買い切り
- 最大 10 ユーザー
- コア機能が含まれています
追加100名ライセンス
20, 000円
追加 100 ユーザーまで利用できます。
- 買い切り
- 最大 100 ユーザー
オンサイトセットアップ
100, 000円 (追加/1か所)
既存Webサーバーへのデプロイに関するオプションのセットアップおよびインストールサービスです。
- Web サーバーへのデプロイ
- インストールサポート
- ネットワーク統合
小型 Linux マシンのセットアップと設置作業
100, 000円 (追加/1台)
- Linux サーバーへのデプロイ
- インストールサポート
- ネットワーク統合
導入パターン
パターンA:ソフトのみ(最短)
- お客様でWebサーバをご用意
- 手順に沿って設置・証明書設定
- まずは小規模で試したい方向け
パターンB:設置支援
- お客様でWebサーバをご用意
- 現地にて設置・初期設定まで支援
- 導入リードタイムを短縮したい方向け
パターンC:複数拠点展開
- 拠点ごとに同一構成で配置
- 手順・運用を統一し、監査説明を簡素化
- 全社標準のユーティリティとして展開
性能・利用条件の考え方
想定同時利用(目安)
- 小型Linux機およびWebサーバ構成に依存します
- 一般的な業務利用において、数十名〜最大100名規模での利用を想定 (性能保証ではありません)
- 導入前に実環境テストを推奨します
データサイズ(目安)
- 処理にブラウザのストレージ機構を利用
- 1回の処理あたり最大1GB程度を想定
- 端末スペック、ブラウザ設定、空き容量等により制約があります
注意(性能・同時利用)
- 上記は目安であり、環境・構成により変動します。
- 高負荷が想定される場合は、構成(CPU/メモリ/ストレージ等)の見直しをご提案します。
よくある質問(FAQ)
導入検討でよく出るポイントをまとめました。
不要です。外部通信なしで、閉域網内で利用する前提です。
不要です。Edge/Chromeのブラウザで利用します。管理者権限も不要です。
社内LAN内のWebサーバまたは新規に導入する小型Linux機上にWebサーバとして構築します。
互換性を重視しており、Windows標準の展開機能での開封を前提に設計します(暗号方式の選択により異なる場合があります)。
対応可能です。ただし受信者側環境との互換性や運用を考慮し、利用方針を定めて使い分けすることを推奨します。
本サービスは単純結合のみです。回転等はWindows標準機能等で対応できるため対象外です。
構成に依存しますが、一般的な業務利用で数十名〜最大100名規模を想定しています(目安であり保証ではありません)。本機能は、ブラウザ上で実行されるため、WebサーバはHTMLを配信するだけのため、Webサーバの能力は問題にならないと考えています。
目安として最大1GB程度を想定しています。本機能は、ブラウザ上で実行されるため、端末・ブラウザ・空き容量等により制約があります。
Webサーバまたは小型Linux機に独自証明書を設定し、クライアントPCへ事前配布・登録する運用を想定します。
本機能のページにアクセスしたという記録(一般的なWebのアクセスログ)は残りますが、機能を利用したログは残りません。これは、機能がブラウザ上で実行されるためです。
現時点では年間保守費用の設定はありません。Linux OS/ハードウェア保守も提供対象外です(必要な場合は別途相談)。